神奈川県三浦市にある洋蘭園です。 毎週日曜日には、金田湾の朝市で四季折々に開花中の洋ランや草花、野菜苗などを直売しています。

ギャラリー

ギャラリーコーナー

このページは主に販売品以外でアップした画像等を載せておきます。

プリンセス ティアラ 2024.1.1

画像の説明

Epidendrum Strawberry Valley ' Princess Tiara'  SM / JOGA ( 83P )

( Feather Valley × Aqua Valley )

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年の最新入賞花。シルバーメダル入賞した大変美しい花ですが、作出登録は2009年で初代のストロベリーバレーです。近年のシブリング実生の親個体にもなっている貴重な個体です。交配ばかりで作落ちしかしないので、今まで展示等をすることもなく、気を抜いていると枯れそうになることも?
この個体もいつか満作を見てみたい花の一つです。

スウィート フェアリー 2023.12.24

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Psh. Sweet Fairy ' Long Island ' ( OG )

( garciana × pterocarpa )

立川、昭和記念公園での第76回 JOGA 洋らん展にて、2022年に高円宮妃牌を受賞した個体。お客様のご出品で、きれいに良く作られた株でした。

交配種ですが原種らしさがあり、まるでバニラやチョコレートのような甘い香りと抜群の花保ち。フレグランス審査でもレッドリボン ( 第2位 ) を受賞。開花状況によってはグランプリも可能かもしれませんね。

さらに2023年の世界らん展では、ブルーリボンでお立ち台トロフィー賞、メダル入賞しました。

当園オリジナル登録品種で、元エピデン原種ガルシアナとプテロカーパの香り交配です。親株はもうありませんので、同一個体での再交配は2度と出来ないのが残念です。

次世代に期待したいですね。

ユキウサギ 2023.1.3

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Den. Yukiusagi

( Yukikomachi × Snow Child )

いつもホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願い致します。

Den. ユキウサギ 品種登録いたしました。

タケノコ系栽培ベンチ 2021.8.3

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カタセタム系の専用ベンチが出来ました。
昨年まで春はエピデンの開花株、夏からはカトレア苗、秋…冬…と季節で置くものが変わっていましたが、今年は春から全てカタセタム系の栽培場所になっています。以前は1株も無かったのにタケノコ系の栽培を始めて数年。今年は輸入で数も増えたので、吊れるようにパイプも立てました。

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最近は陽が落ちてから毎晩の霧吹き作業です。バンダ系の単茎種とタケノコ系の葉にたっぷりと。葉裏に毎日かけてもハダニは出ます。

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( Catasetum Seaside )

先日、面白い咲き方をしている個体が。雌雄の花が同時に咲いていました。一株から両方咲くのは良くありますが、同じ花茎に咲くのは初めて見ました。

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( tenebrosum / Turning Point / Rebecca Northen )

海外ではドンドン新しい品種が出てきます。夏咲き、秋咲き、冬咲きと種類も豊富なカテゴリーなので、オリジナル交配を作っても面白いかもですね。

Happy new year 2020.1.1

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明けましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いします!

球根植物 2019.10.25

約1年ぶりの更新です。
昨年も一昨年も台風は困りましたが、今年は凄かったですね。
15号はホントやられました。
19号は思ったほどじゃありませんでした。いや、15号が凄すぎただけかも。

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見事に屋根のビニールがなくなった霜よけも出来ない無加温室状態のハウスですが、そんな所でプテロスティリスやラケナリアなどの夏季休眠型の球根類が育ち始めました。

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( 開花例 Serapicamptis / Pterostylis )

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( 開花例 Pterostylis tenuicauda / toveanum / hildae )

凍らなければ枯れないくらい丈夫なものが多いです。

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3年ほど前から始めた実生も順調です。ラケナリア等はランと違って培養室でフラスコに播かなくて良いのでとても楽です。

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( 開花例 )

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( 開花例 )

対策はしてても良く鉢が吹き飛ばなかったなと思います。
1000鉢ほど植え替えて直後に台風は嫌になりますね。

猛暑と台風を乗り切って、、、
これからが成長、開花の時期になります。丈夫で綺麗な球根植物をお楽しみください。

プレミアムドラマ 2018.11.30

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当園ハウスがドラマの撮影に使用されました。

『 クロスロード3 群衆の正義 』

NHK BSプレミアム 12月2日 ( 日曜 ) 22時から全4回で毎週放送されます。

ハウス前までこんな大きなトラックやバスが入ってこられるんだとビックリしました。BSですが、お時間ある方はご覧ください。


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以前の台風24号で色々と吹き飛びました。ハウスは天窓部分が問題でただビニールはれば良い状態ではないので修理頼んだら年明けになると。このハウスは主にフラスコ出し用の育苗ハウスで普段は公開していません。ちなみに撮影に使用されたハウスは別棟です。

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取り敢えずの応急処置。もう一棟はまだ放置で無加温室に決定です。でも現状じゃ霜よけも出来ない…?

ワールド バレー トリラベロ 2018.7.11

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( 花径4.0㎝ )

Epi. World Valley ( trilabero select )

バレーシリーズだけでも数え切れないほどのエピデンを見てきましたが、ラディカンス系交配でトリラベロ ( 花弁がリップ化 ) の個体は初めてです。黄色のシブリング実生から出た個体です。実生の販売株は丸葉やしっかりした苗から出していくので、細い株や生育の遅い苗は残るか処分されます。その最後の株から咲いた初花です。

ペタロイドっぽいのは稀に出ますが、これだけ綺麗に出るのは珍しいと思います。試しにセルフをしましたが、もちろん力もなく?残念ながら受粉しませんでした。親にも使用したいですが、先ずは次回以降に固定して咲いてくれるのを期待します!

このギャラリーコーナーはあまり更新していませんでしたが、気付けば7月7日でホームページ開設から7年が経ちました。ソフトの関係上?そろそろ新しいホームページに作り変えなければいけないかもしれません。今後も当園ホームページを宜しくお願い致します。

真夏の植替え 2017.8.9

7月も何かと出張も多くて作業の進まない日々でした。
8月は引きこもって、主にエピデン実生苗や親株等の植替えです!

毎日100株植替えても終わらないのに、他に球根類や蘭以外もあると思うと…。

本来ならば春に花を切って行うのが理想ですが、販売や交配があるために初夏になり、その後も何かと時間がなく、ここ3年くらいは8~9月に植替えしています。直後に花芽が出てしまうのもありますが、やらないよりも夏でも毎年植え替えてる方が調子が良い気がします。

時間も手も足りないので夏でもフラスコ出しです。

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近年、カトレア系実生のフラスコ出しはこんな感じです。時間も場所もないのでデンドロや極小苗もCPではなくトレー出し。各種フラスコ1本ずつなら楽なんですが…。保湿の為にバークも敷きますが、デンドロは新聞紙のみ!この方法はどんな種でもいけそうですが、エピデンだけはやってません。

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写真は当園の最新セッコク系実生ですが、フラスコ出しの前に咲いてしまいました。当園のデンドロ交配はとても花付きの良い系統の実生ですが、それでも早すぎる開花となりました。播種から1年未満です。

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最初のピクシーバレーもフラスコ内で蕾が…。
超ミニの品種を作れば密閉栽培が出来て面白いかもしれませんね。
交配もしないと!

6年! 2017.7.14

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今週は当園も加盟している日本最大の洋蘭組合である、日本洋蘭農業協同組合 ( JOGA = JAPAN ORCHID GROWERS ASSOCIATION ) の審査員研修会が行われました。

ランの栽培や販売には必須ではありませんが、開花中の洋ランをプロとして審査をするためにJOGA正審査員と言う資格がなければなりません。

研修審査員を最低3年以上、更に準審査員として最低3年以上の経験+αを積んでやっと正審査員としての候補に上がります。候補になっても認定されなければ正式な審査員になることは出来ないのです。

やっと審査員になっても毎年の審査回数など、いくつかノルマがあります。正審査員になって5~6年になりますが、原種も交配種も毎年新しい花が出てくるので日々勉強です。

↑こちらからメダル審査会の日程等がご覧になれます。良い花が咲きましたら是非、メダル審査会に出品してみてください。不明な点がございましたら、お近くのJOGA加盟店がお手伝いしてくれると思います。

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昨年初めて咲いた鉢植えのジャカランダが今年も咲きました。雨風にあたって良く倒れるのですが、それでも温室前で良く咲いてくれています。そろそろ運べなくなるかな?

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エピデンの開花シーズンは過ぎましたので、ハウスに花がない!って感じますが、ラン以外の植物もグングン生長する時期。目立たないようでも色々と咲いてきています。

気付けば7月7日でホームページ開設から6年が経ちました。
早いですね。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願い致します。

マザー バレー 次世代 2016.8.20

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( 開花例 ) 花径4.1cm~

Epi. ( Mother Valley × cinnabarinum ) ' 917 ( 仮 ) '

Mother Valley = ( cinnabarinum × Venus Valley )

画像の説明 1ヶ月後 → 画像の説明

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( 親参考写真 )

最新実生のシンナバリナム戻し交配。
マザーバレーは春にも咲きますが、9月から咲く個体です。これに更にシンナバリナムを交配してリップ下向き系のエピデンを目指しました。

親は開花1ヶ月ほどで花向きが変わってきますが、写真の個体は最初からリップが下を向いて咲きます。昨年に初花で5~6輪咲き、1~2作キープしてボール状に咲くか試してみようと思いましたが、今年は既に20輪以上咲きそうです。昨年よりも1ヶ月以上早い開花です。

基本的には7月以降にエピデンはあまり咲かないので、夏咲きを作ろうと以前は思いましたが、遅咲き系は展示会も少ないし、虫も付きやすいしで、初夏咲き系は作らずにいました。しかし、真夏に咲くと暑過ぎて虫も付かない感じがしてます。夏に咲くラディカンス系の原種は数種あり、現在もハウス内で開花中です。

シンナバリナムを使用すると株高が大きくなりやすいですが、新しい色彩や花の巨大化などのメリットがあります。開花時期も秋~春と幅があり、早咲き系の親としても期待出来ます。

画像の説明

この個体は通常の点花系交配で、今回はたまたまこんな咲き方をしていますが、シンナバリナム系の交配を進めて、リップ下向きでピンクや黄色で咲いたら面白いかなぁと。

リップが通常のボール咲きでも、夏から冬咲き ( 出来れば年内咲き ) が出来れば良いなと思います。


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今年はエピデンだけでも沢山の交配をしました。今までで一番多いかもと思うほど。多過ぎて絶対にすべてを手入れ出来ないと分かってはいますが、もっと実生に力を入れたいとも思います。

写真は今年交配したエピデンの種鞘ですが、まだ播種前の鞘がたくさん実っています。ズラッと並べると母体の色彩や花サイズ等で、鞘のサイズや形が全然違います。子房部分が長い=鞘も大きくなるわけでもなく、見比べてるとこれはこれで、なかなか面白い。

一般には花を見るのであって株や鞘を見てても面白くはないはずですし、時間の無駄になりそうですが、鞘の大小関係なく種が沢山採れる。発芽しやすい。株が素直。母体で使っても弱らない。自身は賞を狙える個体ではないけど子には素晴らしいのが出る。などなど、交配をする者にとっては親を見極めるのも大事な仕事です。

夏の洋らん展 2016.6.23

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( 展示花より )

大船フラワーセンターへ展示搬入に行ってきました。当園も出店販売はありませんが、展示出品花や寄付株での協力。

規模は大きくないですが、ゆっくり観賞出来、冬の展示会では見られない花々が展示される初夏の洋ラン展です。

交通アクセス等はこちらから → フラワーセンター大船植物園

日時 : 6月21日 ( 火 ) ~ 26日 ( 日 )

会場 : 神奈川県立 フラワーセンター大船植物園 第2展示場

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初夏と言えばエンシクリアの開花時期!ラディカンス系が咲き終わる頃に開花シーズンが来るので、当園でも色々と集めています。展示にも出来るし、香りも良いものがあります。写真の花も、とても香りの良い交配種です。

実生すると初期生育が遅く、開花サイズになると生育旺盛で良く咲きますが、カトレア系よりも遅くて絶対に儲かりません。しかし、近年は切り花用としても需要が出てきており、まだまだこれから伸びるカテゴリーだと思います。

ブラジル原産が多いですが、中米産の中には国内には入ってこない美しい色彩をもつ種もあり、場所と時間とお金があれば実生もして増やしてみたいですね。

キメラ花② 2016.4.16

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( 花径3.0cm )

Epi. Quartet Valley ' 506-8 ( 仮 ) '

( Dream Valley × Special Valley )

最新登録品種。なかなかの良個体が出まくってる交配で、桃色系だけでなく、黄色系やクリーム~白花も出ています。わりとコンパクトな個体が多く、リップも綺麗です。

写真の個体は珍しいキメラ花タイプです。完全に統一された色彩になればメダル審査を受けても面白いでしょう。次回の開花が気になる個体ですが、どちらの色彩になっても良個体です。

このような色彩を交配に使用すると、面白い色彩が沢山出てきます。1個体でレインボーな色彩を目指すのも楽しいかも!

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( 別交配の初花 )

( ドラゴン ) ボールの見せ方 2015.10.5

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( 2008年4月の開花風景 この頃は実生しかありません。 )

いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
私事ですが、本日で30歳になりました!これで JOGA には現状20代がいなくなったのではないでしょうか。業界全体でも20代はとても少ないでしょう…?

この世界に入る時、自分が35歳の時に生き残れているのか?と思ったことを覚えています。ある愛好家さんに10年は我慢しなさいとも言われました。

エピデンは自分が生まれた頃から品種改良が続いています。この先、進んで行く為にも考えることは多く、実行できることは少ないでしょう。まずは5年後もこのホームページが更新されているように頑張りましょう。

↓先日、懐かしい写真を発掘しました。

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Epi. South Valley ' Dragon Ball ' SM , トロフィー賞 / JGP ( OG )

初めて?エピデンが東京ドームのお立ち台に上がった時の写真です。この時はランを全然知らない頃ですが、強烈なインパクトがあったのは覚えています。株姿が大株のバンダみたいです。

右写真は昨年に極少の分け株から咲いたアップで、力が無さ過ぎですが、それでも花径は4.5㎝あります。

入賞時の花径は5.5㎝。Legend Valley ' F.Noriko ' GM / JOGA の親個体です。子供はグランプリとゴールドメダルをとりましたが、更にその子供はどんな結果を出してくれるでしょうか。

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( 数年後 花径6.0㎝ )

ぱっと見はボールが7コなので神龍が呼べそうですが、実は良く見ると8花茎です。1本折るべきだったかな?
この時はほぼ満作に近い感じでしたが、どこにも出品はしませんでしたね。当時はいっぱい咲いてるなぁって思いましたが、今見ると高さがほぼ揃ってしまい、バランスが悪い。花茎が多過ぎて力も分散してましたね。

エピデンは様々な形・色彩があり、美しい色彩・大きなボール状なのはもちろんですが、咲かせ方・見せ方としては『高さが不揃いの段咲き?』で『花茎の数が奇数』だと一番美しいと思います。

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あまり良い比較写真がありませんが、↑よりも

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↑方が綺麗に見えませんか?
エピデンって展示の場合はボールの集合美が大事なので、いくら本数が出ても高さが揃うと良さが半減してる気がします。

揃って咲いても綺麗だし、仕立て方で変わりますけどね。
バランスです。

真っ白いお化け 2015.9.1

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Epi. secundum ( variegata )

中南米原産ラディカンス系原種の珍しい斑入り葉個体ですが、真っ白いお化けが誕生しました!元から色素の少ない個体でしたが、同時に入荷した個体群に比べても明らかに…通常なら何とか育ちますが、バックも色素が少なすぎるので今後が気になる株です。

沢山の苗を見てきましたが、白色のエピデンは初めて見ました。花のない時期ですが、株姿でも楽しめるものがあって面白いです。

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こちらは濃色なグリーン&レッド!
大雪のダメージから復活して良く咲いています。

ホームページ開設4周年 2015.7.11

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( C. Purple Beat ) 写真は当園実生の選抜品。

7月7日でホームページ開設から4年が経ちました。
いつもご覧いただき、ありがとうございます!

今月は何かと出張が多く、あまり更新出来ていません…

今週は JOGA の審査員研修会・夏季研修会がありました。
正審査員になって3年になりますが、まだ知らない新種や経験のない未審査品種もあります。花の評価や栽培方などは問題ありませんが、最年少審査員なので先輩方よりも明らかに経験 ( 体験 ) と、特に業界の歴史的な知識がまだ足りません。なので、自分が小さい頃や生まれる前の話を聞くと、とても面白いです。

何事も一生勉強ですかね。

今後も、よろしくお願い致します。

早過ぎる満開! 2015.4.4

今年は既に満開です。例年は5月に咲いていた品種が今年は2月から咲いています!ほとんど花芽形成も止まっていますので、見ごろは今月中です。今年は近年中で一番花が少ないかもしれませんが、十分にお花見出来ると思います。

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シンナバリナム 2015.2.1

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( 初花写真 )

Epi. cinnabarinum ' Mem. After Masumi '

( ' After Orange Show ' SM / JOGA × self. )

銀座での JOGA 蘭展にて、農林水産大臣賞を受賞した濃色大輪個体のセルフ実生苗からの初花です。兄弟苗は既に完売しています。

売り切れ前に当園で1株キープした苗の初花です。まだ咲きはじめですが、弁幅もある素晴らしい大輪花で今後が楽しみです。親株は数千株の中から選抜した個体ですので、やはり子供もレベルは高いはず。

この個体は誰よりもエピデンドラムが好きだった方へ捧げたいと思います。

シンイン パブ × カランサム 2015.1.27

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( 開花例 ) 2.0号鉢 花径3.5cm~ 株高15cm ( バルブ9㎝ )。

( C. Hsinying Pub × Epi. calanthum ) ' 102-20 ( 仮 ) '

Hsinying Pub = ( Batagesi × purpurata )

理想的なセミアルバの初花個体です。エピカトにしては早すぎる初花ですが、兄弟どれも花保ちが良いです。この先の交配を3パターンは考えていますが、いつ出来るやら?この株に交配したら枯れるよね…。

特殊交配ドンドンやります!

パメラ ヘザリントン × トリアネイ 2014.12.6

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( 初花写真 ) 2.5号 花径 ( 横14.0cm~ × 縦14.5cm~ ) 株高26cm。

( Rlc. Pamela Hetherington × C. trianae ) ' 1130 ( 仮 ) '

当園オリジナル大輪系交配の初花個体。ラベンダー系交配ですが、セミアルバ系が咲きました。この交配はキープ品が一つもないので、この個体は親用に残そうと思います。花サイズに対して鉢が小さすぎ。

近年は実生全株売りをして当園に選抜品があまり残りません。しかし、後から増えた株を交配に使えば?と戻してくれる人が増えてきました。ありがとうございます。

オールスターズ 2014.12.2 ①

画像の説明

ミウラオトメ系交配の初花を集めてみました。
片親が同じ個体なので、全体的にミウラオトメに似ます。写真は4品種写っていますが、ラベルがなくなったら見分けがつかないかも!

花粉親の色彩と開花時期を選べば、見た目はミウラオトメで各色が年中開花している状態も作れそうですね。当園のマイカイは4倍体のような個体ですが、' マユミ ' での交配はどうなるのか毎年気になります。今年は何色を交配しようか…

マイカイ × ゴールデンゼル 2014.12.2 ②

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( 初花 ) 3.0号 花径 ( 横11.8cm~ × 縦12.2cm ) 株高27cm。

( Bsn. Maikai × Rlc. Goldenzelle ) ' 1201-1 ( 仮 ) '

ミウラオトメの新しい色彩を狙った交配。サーモンピンク系の初花が咲きました。写真で表現するにはとても難しい色彩です。上の集合写真では真ん中・手前の個体です。

ほとんどピンク系が咲くと思いますが、確実に新しい色彩が誕生しています。もっとオレンジ色に近い色彩が出るか?

ゴールデンゼルの ' Lemon Ciffon ' はとても有名な良花ですが、親にするには ' Egg Nog ' が良い気がします。

ラブフォート ナツコ × ゴールデン ハーバー 2014.11.20

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( 初花写真 ) 2.0号鉢 花径 6.0cm~ 株高16cm( 花含む )。

( C. Lovefort Natsuko × Rlc. Golden Harbor ) ' 1108-2 '

当園オリジナルのミニ~ミディカトレア交配。ほぼ完売状態苗からの初花個体です。やはり実生は最初と最後に特別な花が咲きますね。好みは人それぞれですが、個人的には色彩良し、形良し。何しろコンパクトなのが良いです。初花なので早く次の花が見たい!

将来はメリクロン増殖も??実生は時間がかかりますが、しっかり続けていかないといけませんね…

マザー バレー 2014.10.26

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最新実生の親個体。この個体は春にも咲きますが、9月から咲く個体です。開花1ヶ月ほどで花向きが変わってきますが、今年は完全にリップが下向きになりました。写真はオレンジ系に見えますが、実際は真っ赤です。

このラディカンスタイプの育種から約30年。理想を目指せばきりがないですが、大輪ピンクなどの基本的な改良は完成だと思います。品種名を無視して、流通名だけならばもっと早く、もっと新しいものが出来ていたでしょう。しかし…

今後は当園品種を親にし、たくさんの方々が実生苗を作るでしょう。増え過ぎて価値が下がってしまう?のは困りますが、作り手が増えれば新しい色彩なども生まれることでしょう。

斑入り?苗 2014.9.7

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ここ1ヶ月ほどは鉢上げ・植替え等がメインでHP更新もなかなか出来てな……って考えてると作業中に気になる苗を発見?!最新実生からの斑入り?苗です。今後どうなるか。

他にもやるべき事は沢山あるし、ずっと植替え作業だと嫌になりますが、実生品は変わった色形の苗があるので面白いです。

南国気分 2014.9.7

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当園敷地内で咲いているハイビスカス。大雪で枯死寸前でしたが、なんとか復活!ちょっと南国気分が味わえます。

( フラミンゴ ボーイ × カンハミアナ ) 2014.8.28

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( 開花例 ) 2.0号鉢 花径 ( 横6.5cm × 縦6.8cm ) 株高13cm。

( Laeliocatanthe Flamingo Boy × C. Canhamiana ) ' 0823 ( 仮 ) '

当園オリジナルのブルー系交配。初花が開花しました。奇形花になってしまいましたが、株はコンパクトで花色は濃色なセルレア。

デジカメでは本当の色彩が出ていませんが、とても濃いセルレアで、次回の開花が気になります。兄弟苗を販売中。

トキメキ  2014.8.2

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( 開花例 )

Den. Tokimeki  ( Omokage × hercoglossum )

2010年に登録された花付き抜群のセッコク系交配種。原種 hercoglossum の戻し交配。2年ほど前に当園で販売した実生未選抜株ですが、お客様が咲いてるから見てよ!と持ってきてくれた株です。

鮮やかな濃い桜色で、株高25㎝ほどのモリモリ株から溢れるように開花しています!

ただでさえ花の少ない時期に、鮮やかな花がこれだけ咲いているのは魅力的ですね。オモカゲの子供なので、環境によっては蘭展シーズンに開花する可能性も?

当園でも以前から同系統の交配も行っていますが、これからもセッコク系交配は続けていこうと思います。近年は原種のスパチュラータ系デンドロビュームが人気ですが、このセッコクタイプの交配は、わりとコンパクトで花付き良く、低温にも強く初心者の方にも栽培していただけるのはもちろん、実生なら1点もの!と言う付加価値もあって魅力あるカテゴリーの1つだと思います。

( コリフォリウム × レボラタム ) 2014.7.29

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( 開花例 )

初花咲きました!

Epi. coriifolium × Epi. revolutum

当園オリジナル交配。コリフォリウムは近年、アルバ個体が出回り通常個体は希少になりました。きっと誰もこんな交配しないでしょう。

トワイライト バレー 2014.6.8

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Epi. Twilight Valley

開花から1ヶ月ほどするとリップが下向きになります。まだまだ改良途中の品種ですが、花サイズ、色彩、開花時期、咲き方など、今後の育種に大きく貢献するでしょう。

ワンダー バレー 切り花 2014.5.11

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Epi. Wonder Valley ' Noble Star '

委託販売での切り花見本。隣の赤花も大輪で立派なのですが…

キメラ花 2014.4.18

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Epi. Silk Valley ( × sib. )

実生初花で、ソフトクリームミックスのような個体。このような色彩は稀に咲きます。個体名は ' Strawberry & Milk ( Vanilla ) ' ??

伝説 2014.1.2

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Epi. Legend Valley ' F. Noriko ' GM / JOGA
( Ivy Valley × South Valley )

あけましておめでとうございます。エピデン交配の最高峰個体。

真夏の切花

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法事等に使用した切り花です。この時期に良く花があったものです。
毎年、この時期になると夏咲きを作ろうと思いますが、実際は必要ないですね。
夏にラン展があれば別ですが…早咲きと遅咲きで十分です。

フラスコ出し

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写真はバークを使ってフラスコ出ししたカトレア苗です。
新聞紙でのフラスコ出しも良いですが、実生だと苗が大小あり、極小さな苗は途中で溶けてしまいます。そんな溶けそうな苗だけを集めて行なった実験です。この方法だとそんな極小苗でも元気に育っています。あの苗がここまで育つのか!って驚きました。

今まで小さな苗は破棄していましたが、実生は育たない最後の苗から素晴らしい花が咲きますので、今後は少し活用しようかと思います。

夏だとHPを更新している夜中でも、部屋は30℃あります。暑すぎてPCが壊れそうです。熱中症に気をつけましょう。

温室内風景

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2013年春の温室内。満開です。
見頃は残りあと2週間くらいでしょうか?

鉛筆書き

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小学生の時にラクガキで描いたエピデンの花です。懐かしい!エピデンを描く小学生なんて他にいないでしょうね。たぶん赤花だったと思いますが、やはり当時は今よりも細弁だったようですねぇ。

エピデンのリップ

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写真はエピデンのリップ部分ですが、鳥達が飛んでいるように見えません?
クリオネにも見える?犬にも?見え方は人それぞれですね。
開花時期になるといつも花一輪ずつで商売出来ないかと思います。プリザーブド、押し花、料理等に添えたり、使い道は沢山あると思いますが…時間と手が足りません。
育種、生産、販売。この3つは本来それぞれの人 ( 会社 ) が分担して行うのが理想です。なので当園ではどれも中途半端なのが当たり前なわけですねぇ。
交配だけで毎年何百回してるのだろうか…

彦根城

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組合の総会で滋賀県に行ってきました。

Santa Barbara International Orchid Show!

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右写真は Ranunculus 畑。感動しました…綺麗過ぎです。やっぱアメリカは規模が違いますね。左右には延々と花畑が続いています。

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サンタバーバラの蘭展で入賞していたルンディーの大株です。出品者の話では、放置していたら勝手に育って咲いていたから出品したんだそうです。何とも羨ましい環境です。

その他、蘭展の写真等は何時か載せます。




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